【広報】 厚生労働省の新たな計画について日経新聞に記事が掲載されました(当院療養病床の存続について)

厚生労働省の療養病床(当院)に関する計画が日経新聞の記事として掲載されました。

当院へ入院の患者様ならびに当院(職員)にとって安心できる内容となっておりますので
ご報告させていただきます。


日本経済新聞 2016年12月8日付記事

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS07H7H_X01C16A2EE8000/


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☆記事要約・抜粋☆

・12月7日 厚労省は「療養病床」を介護施設などに転換する計画をまとめた。

・療養病床の転換期限は【2021~2024年まで延長】される計画。

・転換をしても医療機関に配慮しているため実質【現状と大きく変わらない】(厚労省幹部)との見方も。

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様々な情勢によって介護を取りまく環境は大きく変わろうとしていますが、
これまで当院は一貫して介護・医療の必要な患者様に対してサービスを提供しております。



そして地域で担う役割の重要性とニーズを日々実感しており、

その思いは益々深まるばかりです。



当院は国の方向性と共に、これまで通り患者様のために運営させて頂く運びとなります。

超高齢化社会の到来を目前に、今後も当院の使命は変わる事なく、患者様に寄り添い適切なケアを提供して参ります。



今後とも須磨裕厚病院へのご支援ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。


医療法人社団 良清会
須磨裕厚病院




■これまでの介護療養型施設の廃止を巡る一連の流れ■

介護療養型医療施設である当院を含めた療養病床は、2006年に医療保険制度改革によって療養病床を2011年度末に廃止・転換が決定しておりました。

しかしながら療養病床の廃止や老健施設等への転換が現実的に進まない現状を踏まえ、2011年に介護保険法の改正と共に廃止・転換を2017年度末(2018年)まで延期となっておりました。

そして上記、日経新聞に掲載された記事によると、厚生労働省により廃止の延期など、実質的な存続とも取れる内容の計画が策定されているようです。

2016年12月26 日